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プロダクトだけでは生き残れない!LTVアップに必要なのはブランド・プロデュース思考

こんにちはライフェックス広報の丸山です。
弊社代表の工藤が、この度9月16日に書籍「ブランド・プロデュース思考」を発売することになりました!!

こちらのnoteでは書籍の内容をチラ見せしつつ出版に至った経緯についても触れてお伝えさせていただこうと思います。

書籍の詳細について

著者:工藤一朗
出版:クロスメディア・パブリッシング
発売日:2022年09月16日
定価:本体1,958円
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<目次>
はじめに──「プロデュース思考」が、苦境にあえぐ経営者を救う  
1章  ブランディングに「プロデュース思考」が必要な理由
 - 世界ではすでにスタンダードである「ブランディング」とは?  
 - 日本企業がブランディングと向き合わざるを得なくなった理由  
 - 現代の消費者たちはなぜ「情緒」に価値を感じるのか  
 - D2C企業にこそ「ブランディング」が必要だ
 - 結果を出すブランディングには「一貫性」が欠かせない  
 - ブランディングに「プロデュース思考」が必要な理由  
 - 経営者はブランドを「プロデュース」する思考を持とう 
2章 ブランドの「あるべき姿」を言語化する
 -ブランドの「言語化」がブランディングに一貫性をもたらす  
 -まず考えるべきブランドの「プロミス」とは何か  
 -ブランディングのゴールは「ブランド体験」の創出  
 -自己満足にならないために顧客の声を聞こう  
 -ブランディングに欠かせない「インナーブランディング」の重要性  
 -ブランド・アイデンティティはパートナー企業とも共有する  
 -売上につながるブランディングに欠かせない条件とは
3章 ブランドを伝えて「新規顧客」を獲得する
 -マーケティングにブランディングが欠かせない理由 
 -まずはマーケティングの「目的」を定めよう 
 -マーケティング施策の「クリエイティブ」を考える  
 -マーケティング施策の「プランニング」を考える
 -  SNS運用にも「プランニング」が必要な理由 
 -  SNSマーケティングにおける「KPI」設定の仕方 
 -「クリエイティブ」と「プランニング」を一貫させる方法 
 - クリエイティブとプランニングによる相乗効果を生み出す 
4章 ブランドの力で「リピート顧客」を創出する
 - なぜ「リピート顧客」を創出する必要があるのか 
 - 顧客の描くカスタマージャーニーをイメージしよう 
 - 適切なタイミングで適切なコンテンツを届ける  
 - 顧客に合わせて伝える「チャネル」を変える
 - 「定量的なデータ」から顧客を分析する 
 - 「定性的なデータ」から顧客を分析する  
 - 分析結果を受けてPDCAを回していく 
 - CRM施策のPDCAで目指すべきものとは 
5章 フルフィルメントで「ブランド体験」をつくりだす
 - フルフィルメントはブランディングに欠かせない要素  216
 - 決済における顧客体験にもブランドとの一貫性を  220
 - コンタクトセンターにもブランドを浸透させるには  223
 - フルフィルメントに対する経営者の意識改革が必要  229
特別インタビュー
ナンバーワンを獲得した「ブランディング戦略」とは
ザ・プロアクティブカンパニー株式会社 元代表取締役デスモンド・ブレナン 
おわりに──「ブランド」を軸に、会社は1つにまとまっていく

出版に至った経緯

きっかけは、ある出版社から弊社代表に届いた一つのお手紙でした。これまで培われたノウハウを本にしませんか?という内容。

私たちは、ECやD2Cの企業様を中心に、広告、SNS、PRなどを駆使した新規顧客獲得から、既存顧客の育成を担うCRM領域まで、一気通貫で、マーケティング支援をしている会社です。顧客とのコミュニケーション設計をはじめ、コンタクトセンターやLINE運用まで全方位から支援するのが特徴です。

その支援において重要視しているのが「ブランディング」です。なぜ重要視するのか。それには、EC業界の今の状況について少しお伝えする必要があります。

EC・D2C業界では、この数年、色々な変化がありました。
コロナ禍でEC市場は堅調に推移してきました。コロナ禍によるDXの加速とともに、ECの基盤構築を進める企業も増加しました。ECの立ち上げで恩恵を受けた企業もあれば、うまく恩恵を受けられなかった企業もたくさんいたのかもしれないですが、ただ、コロナがトリガーとなり、日本のEC・D2C市場が大きく転換したのは間違いないことだと思います。

一方で、ここ数年で広告のガイドラインが強化されてきています。クリエーティブは変わってきており、「過度な表現を使わない」「薬機法・景品表示法に準じた言葉選び、画像選びを行う」といった中で、「等身大にどう魅力的に広告に投影させるか」「それに対しユーザーはどう感じるか」といったことが求められるようになってきました。

こういう市場感、時代背景の中、商品だけで優位性を見出せなかったり、情報や商品が世の中にあふれる中差別化できず淘汰されていくブランドも多くあります。そのような流れの中、ブランディングが重要とブランディングに取り組む企業も増えています。

しかしながら、ロゴやHPというデザインに寄りがちであったり、ブランディングしたものがSNSや広告、自社のサイトやコールセンターなどの顧客コミュニケーションなどあらゆる施策に紐づいておらずブランディングが生かされていないケースも見受けられます。

さらに、ブランディングにはインナーブランディングの難しさが伴います。

・経営者には「ブランディングが大事だ」という意識があっても、数値目標を持つ現場の社員にとっては即効性が乏しいブランディングに関心が低い。
・経営者が特定部署に「自社のブランディングを考えるように」と指示だけしてあとは現場まかせになっている。
・社外の代理店などに自社のブランディングを依頼するものの、多額のコストが必要になる一方で、社内の意識醸造や部署間連携などはうまく機能せず、継続的な効果が出ていない。

このような課題が弊社の支援しているお客様の中でも日常的にお聞きするのです。

だからこそ弊社が300社のご支援の中で培ってきたブランディング構築の考え方と手法、そしてブランディングをいかに各施策に踏襲していくかについてのメソッドを書籍という形で、ブランディングやブランドの売り上げUPにお悩みを持つ全ての方にお届けしようと考えたのです。

ブランディングと売上は相反するものではない


これまで数多くの企業のブランディング支援に携わってきた弊社ですが、なかには「ブランディングは売上に直結しない」と考え、あまり乗り気ではない経営者もいました。自社の利益を最優先事項とし、「ブランディング=かっこつけ」みたいなイメージを持ち、「そんなことはやってられない」と思う気持ちがある方もいました。
ですが、これだけは自信を持って言えます。適切なブランディングができれば、必ず売上も伸びます。具体的には、パーパスの実現に向かう活動がブランドとして適切に伝わることで、共感が生まれ、リピート顧客、要するにファンが増え、LTVが向上していきます。つまり、ゴールは同じなのです。

そんな本書の内容を以下の記事で少しだけお伝えできればと思います。

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