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第2創業期。創業メンバーが語るライフェックスの今までとこれから

こんにちは!ライフェックス広報の丸山(@yuu3_maru3)です。

今年の10月をもって、弊社は14期を迎えました。組織も拡大していきここから「第2創業期」と位置付けさらにパワーアップしていく予定です。

14年間、山あり谷ありで様々な困難が訪れました。ここまでこれたのは、陰日向で屋台骨を支えてくれた一人の女性COOの活躍があります。

彼女の名前は、村田 貴和子さん。ライフェックスの創業メンバーでありながら、会社の母として会社を育て上げた立役者の一人です。

村田さんは新卒で総合通販ベルーナに入社し、営業、秘書として活躍した後、ライフェックスの立ち上げメンバーとして参画しました。

ライフェックス創業時、早くも会社の存続に関わる思わぬ壁にぶつかってしまいます。

会社に利益をもたらす商品がそもそもない、入社1ヶ月目から販売する物がない、そんな根本的な問題がありました。大手企業で「できる営業マン」として活躍していた創業メンバーたちでしたが、ゼロイチで何かを作り出していくことは、彼女だけでなく、創業メンバー全員が初めての経験でした。

大手企業勤務では考えられない状況に彼女自身、このように振り返っています。

「大手企業にいた時は与えられたことで成果を出してください。そんな環境で成績を残すことは得意でしたが、売るものがないと何もできないことが当初の課題でした。」

しかし、村田さんは備品の整理や経費の精算など細かい作業のサポートをしながら少しずつ会社を運営していきました。

当時は、創業メンバーの一人で元ベルーナの顧問をされていた方の紹介で商品のOEMメーカーさんの一画を借りていました。設備はOEMメーカーさんの物、システムを相乗りさせてもらったり、また関係各所に給料の精算などのやり方を教わりながら、日常業務をこなしていました。

すべてが初めての体験で売上を作れるかどうかすら怪しかったのですが、「知人の営業を支援してもらえないか?」これまでのメンバーたちの営業スキルを買って、とある企業から初めての仕事の依頼がきました。

窮地の状況から年商1億円まで一気に駆け上がれたワケ

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ライフェックスが初めて受注した案件は、テレアポやスクリプトの部分を含めた内々のご支援です。クライアント様からは「自社の営業マンにどのように営業をさせたらよいのかわからない」というご相談をいただき、その解決策をご提案、サポートを行っていきました。

会社を経営していく上では、売上第一主義に頭が働いてしまう中、起業時からライフェックスにあったのは「自社の売り上げよりもクライアント様に満足頂けるかどうか」というお客様第一の姿勢。その姿勢がクライアント様からリピートをいただくきっかけとなり、既存客の口コミでどんどん案件を獲得していきました。

しかし、業務が増えるにつれ社内の中でもいくつかのトラブルが発生し始めました。

例えば、クライアント様とのミーティングに担当者が行っていないことをクライアント様から直接会社に連絡があり、はじめて知ったということがありました。

会社が安定したとはいえ、社員一人一人のマンパワーに頼ることが増え、社員を信じすぎるあまりに、組織としてのしっかり進捗管理ができず、クライアントに迷惑をかけてしまったのです。

私がハブになり、会社としてクライアント様に向き合わなければと痛感した出来事だった、と村田さんは語ります。それから彼女は、クライアント様につきっきりで業務をこなすだけでなく、内部の管理の仕事にも着手することに決めました。

ただ、業務量がキャパシティを超え自分自身を追い込んでしまったこともありました。しかし、裏を返せば、それだけライフェックスの支援を求めているクライアント様が増えているということなので、とにかくがむしゃらに取り組みました。

業績に比例して、新しい目標に挑戦する社員が増え、気づけば2人だけに!

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ライフェックスのこれまでの働き方として、社員全員が同じオフィスにいてクライアント様を支援する形よりも各々が担当している企業様のオフィスに常駐し、がっつり中に入り込んで仕事をすることが多くありました。

そのような働き方が続くと、メンバーそれぞれが自分たちの理想の働き方を見つけ、事業を起こしたり、独立を視野に入れて活動する人たちも増えていきました。

村田さん自身は社員がいなくなることに寂しい思いもありましたが、自分の夢に向かっていく仲間を応援したいという気持ちもあり少し複雑だったようです。

幸いにもクライアント様には恵まれていたので、社員2人だけになっても最低限の売上は死守しよう!と前向きに捉えられていました。

ただ、このままだと私たち二人もどこかに飲み込まれてしまうんではないかという危機感が常にありました。

そして、社長の工藤さんといつもそれだけは絶対にしないという強い思いを持って過ごしました。どこかに吸収されてしまうのではなく最後までライフェックスとして何か残していきたい、何もできずに終わってしまったという状態にはしたくないという思いだけが強くありました。

この当時、毎日仕事終わりにファミレスに行ってご飯を奢ってもらって反省会をして帰る日々が続きました。工藤さんに考え方やクライアント様への向き合い方を含め本当に多くのことを学びました。一度も辞めたいと思うことなく、下を向かずこれまで進んで来れたのは一緒にやってきたのが工藤さんだったからだと思っていると村田さんは振り返ります。

これから社員2人の活動がスタートしようとした矢先に村田さんの妊娠が発覚!

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抱えている仕事を引き継げる人材もいなかったことから、当時は「仕事が本当に止まる」と危機感を覚えたそうです。

そこでクライアント様の方で人を雇ってもらい、なんとか引き継げることになりました。また同じタイミングでライフェックスに一人の人材が入社することになりそのメンバーに社内のことを託し産休に入るのでした。

そして、1年半の育休を終え、村田さんが会社に戻ってきた時には社員が5人に増えていたそうです。

この間に、ベルーナ時代の同志で、これまで数多くの企業で経験を積んだ現COOの吉田さんが参画したことで、違う思想、新しい思想が入ります。この参画がかなりライフェックスに大きな影響を与え、村田さん自身もこれまで持っていなかったチームメンバーの考え方、仕事の進め方を学ぶきっかけとなりました。また売上の面でも広告運用を手がけてもらったおかげで、事業の軸が増え売上が大きく伸びていきます。

まさにライフェックスが上昇気流に乗った瞬間でした。

第2子の妊娠が発覚するも、3ヶ月で業務に復帰する


今まさに会社が大きく成長していくこのタイミングで第2子の妊娠が発覚します。悩んだ末村田さんは出産後3ヶ月で復帰する道を選びました。

彼女自身、大きな不安がありました。それは業務が止まる心配ではありません。今まさに会社が成長している兆しが見えている時に休んでしまったら、自分自身のキャリアでものすごく自分にとって損失だと感じたからです。誰かに何かを言われたわけではなく自分自身が、今このチャンスを掴まなかったら、勿体無いと考えたのです。

子供は小さかったですが、超時短、テレワークを掛け合わせて業務を続けていきました。育児も両立しながら、10時から15時半の時短で、保育園も掛け持ちしていたこともあり、家に着くのは18時。そして、18時以降も場合によっては子供たちが寝た後の仕事をこなすという日々が続いたそうです。

そして、2020年4月。お子さんが1歳児クラスに上がり、約9ヶ月の時短生活を経て、本格的に仕事に復帰することができました。メンバーも5人から15人と増員し、ますます会社に勢いがつきます。

さらにCRMのプロフェッショナルの現COOの西部さんが参画してくれたことで、村田さん自身もクライアントワークから少し離れコーポレートへより注力していこうと業務に励んでいます。

14期に向けた彼女の新しい目標は、インナーの強化です。組織構築、人材育成に注力して、働きやすい環境づくりを目指します。ライフェックスのための人材育成、組織づくりへの活動がクライアント様の利益に繋がる活動につながると思っています。いいパフォーマンスで働くことができる環境づくりが私の役目だと村田さんは語っています。

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激動のこれまで。そしてようやく組織として動き出した今、14期は第2創業期と位置付けますます進化を目指していく中、村田さんの存在感はより増していくことと思います!

<この記事の編集メンバー>
丸山悠未/Yuumi Maruyama
埼玉県出身。旅行会社で法人企画営業、HR系コンサルベンチャーの新規事業等を経て、2021年3月に広報立ち上げをミッションにJoin。「常にホスピタリティマインドを持つ」が仕事のモットー。プライベートは二児の母。


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