フェムテックについて20代ハーフ社員が考えてみた。
D2Cのトレンドワードとして挙げられている中の1つに、「フェムテック」という言葉がありますよね。ライフェックスにも相談が増えてきました。
ここ1年で少しずつ日本にも浸透し、沢山のブランドがリリースされている印象を受けていますが、実際に私の周りの友人がフェムテックについて馴染みがあるかというと、ほとんど「知らない」「聞いたことはあるけど・・・」という答えが返ってきます。
まず私個人の話をすると、育ちも教育も日本ですが、私自身海外の血が入っており、大学が帰国子女だらけだったので、純日本人と海外経験がある友人の数がちょうど半々くらいなのです。
なのでよりフェムテックの日本での浸透がいかほどなのか実際に身に染みている。という状況です。
フェムテックがなぜ日本にも浸透してきたのか?
この記事を読んでいる方はほとんどご存知かもしれませんが、念のため。
フェムテックとは「女性の抱える身体の悩みをテクノロジーで解決すること」です。それではなぜこの数年、日本でのフェムテック市場が大きくなっているのか。
「テック」とあるようにテクノロジーの進化ももちろんありますが、
大きな理由の1つとして、「やっと日本でも女性の活躍が支持されるようになってきたから」だと私は考えています。
(本当に本当に女性ってその日の気分やモチベーションが体調によって大きく変化されやすいんです。。。)
だから少しでも女性が働きやすい・生活しやすい環境づくりが不可欠になってきて、これに伴い女性の身体悩みの解決を通して「何かのサービス」で女性を支えたいという企業さんが増えたのです。
「私が思う日本での浸透」
たくさんの素敵なブランドがあるのにも関わらず、正直まだまだ浸透しきれていないと感じています。だからこそ今からでも参入する価値があるのも間違いないのですが、どうしても日本人女性にとって「なじみがなかったこと」がほとんどなので「自分ごと化」しにくいんです。
例えば、、、
スキンケアやコスメ、洋服と違って、少しの興味や関心だけでは手を出しにくい市場であるのは間違いないと思っています。
じゃあどうすればもっともっと必要性に気づいて「自分ごと化」できるようになるのか。
私の答えは明確で、「まずは自分ごと化できるきっかけを作りだしてあげること」だと考えています。
ただ、「なぜこのブランドを作ったのか」「きっかけは何だったのか」を伝えるだけではなく、自身の具体的な経験をもとに、共感性の高い言葉選びをすることが大事になってきます。
なじみがないからこそ、
少しずつ丁寧に啓蒙、言語化をしていく必要性があるのです。
フェムテック市場以外でも言えることではあるのですが、フェムテック市場だからこそより重要になってくるのかなと感じました。
フェムテック事業を今後やりたいと思っている企業様やすでに取り組んでいる方も、もし「まだまだお客様に伝わりきれてないな・・・」と感じたらぜひ一緒に考えてみませんか?